2011/04/28

サンテミリオンのシャトー・ド・プレサック Chateau de Pressac

ボルドーの5大シャトーへは行った事がありません。
いつも訪ねるドメーヌやシャトーはフレンドリーなのとお値段も自分に見合った場所を選びます。

前回サンテミリオンの街の観光局でゲットしたシャトー公開情報を手にして、選んだのがこちらのシャトー。
というか日曜日だったので、開いているシャトーも限られており第3希望くらいだったのですが。

電話で予約してから行きます。
私達のほかに、オーストラリアからのご夫婦とフランス人の熟年ご夫婦が一緒に加わりました。
ガイドしてくれた女性はまだ学生さんで、ワイン貿易の勉強をしていてそのうちワイン関係の職につきたいのだそうです。

ここのワインのブドウは、石灰成分の多い土地で育ち、刈り取りは手作業で行われています。
現在BIO(オーガニック)にも申請しているようです。
BIOの定義は難しく、認められるまでに何年も掛かるんです。
早くて3年・・・。
 広大なブドウ畑
 シャトーという門構え。
入り口のど真ん中に止められている車・・・。
これガイドしてくれた女性の車なんです。
写真を撮りたい人だっているだろうに(私)、やっぱりフランス、こういうことは何も考えないんだな。
と思いつつ。
テイスティングのお部屋がちらりと見えました。


 赤い扉と窓がステキです。
お城が出来たのは16世紀、でもその当時のものは門しか残っていません。
今のお城は19世紀のサントシャペルやノートルダムの修復に関わった建築家ヴィオレ・ル・デュックが設計したそうです。
この建築家は、モダン建築の先駆けでもあったようです。

 42ヘクタールの敷地を所有しているそうです。
メルロー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニョン、マルベックともう一つ(聞き逃してしまいました)
マルベックは言うまでもなくカオールから来ています。

 新しい樽がずらり・・・
2年~3年経つと樽を総入れ替えするそうです。
それで新品に見えるわけです。
樽一つのお値段はなんと900ユーロだそうで!
それをちょくちょく変えていたら、そりゃーワインの値段も上がるの分かります。
でも使い終わった樽は、他の小規模生産者に売ったりするそうです。

 樽のデポをとって樽を洗いまたワインを戻す作業を年に3回行うのだそうです。
手間が掛かって高くなるんですね~。
その工程を3年~4年繰り返した後に、大樽(ここではステンレス容器と食品用セメントの容器)に入れ替えるのだそうです。


 おっ、日本行きのパレットがある!
日本にも知られているんですね。
昔から日本人顧客が付いていたのか聞くと、2009年以降だと言う。

 サンテミリオン・グランクリュ2007
う~む、おいしそう・・・

「なにか?」
入り口の門番の怪物です。
どちらかと言うと怖いよりかわいいかも?

 2種類のワインの試飲でした。
1つ目は、なぜかサンテミリオンじゃなくて、ラランド・ド・ポメロル 。
度数は12.5だったかな?でも9年近くも置いているのでもっと強い感じがしました。
おいしい~!

 寝かせていた際にできたデポ

  2本目がシャトー・ド・プレサック2006年
サンテミリオン・グランクリュ
こちらの方がおいしいのだと思いますが、私はラランド・ド・ポメロルの方が気に入りました。

 ワインをカードで購入したので、カードの清算の機械が事務所の奥にあるという事で、お城の中を見学できました。
大きなシャンデリアに大きな暖炉。

 カードの機械は一番奥のお部屋です。

 一番奥の部屋に到着。
そして、事務所の暖炉の上に飾ってるのは・・・!
あ、あのマンガだ、友達にもらったやつ!
これで分かりました、日本行きのパレットがあった訳。

2009年以降ならこのマンガのおかげで日本でシャトー・プレサックのワインが飲めるのですね。

番犬たちものんびりと。


Les gouttes de Dieu 神の雫 偶然いただいたマンガのフランス語版

サンテミリオンに行く前に、こちらのお話。
実は次のサンテミリオンのシャトーでこのマンガが出てきます。

2ヶ月くらい前に、引越しパーティをした時の事。
フランス人の友達からもらたこのマンガ。
相方も私もワインは好きです。
でも私達、マンガは全然読まないんです・・・。
私は全部読んでいませんが、またその友達に会う機会があるので、その前に読んで感想を言わなければ!
マンガの苦手な相方ががんばって読んでくれています。

フランス語のタイトルは「レ・グットゥ・デ・デュー」
日本語タイトルそのままの神の雫です。

タイトルがフランス語でなんだかカッコいいですね。
いただいたのは1巻と2巻、でもまだ何巻もあるそう・・・

 中身ももちろんフランス語。
なんだか不思議です。
 ワインについての細かな説明もあったりしてかなり奥深いようです。
ワイン好きじゃない人も読むマンガなのでしょうか・・・?

このマンガの影響で、今まで日本人の行かなかった無名なワイナリーにも突然日本人が訪れるようになったのだそうです。

装丁のボトルの絵や写真もステキです。
でもプロヴァンスのワインはないんですかね?
是非プロヴァンスにも来てください~!
お待ちしております。

な~んて、このマンガもう終わってたりして。

2011/04/26

シャトーカマルサック Chateau Camarsac

Entre deux mers アントル・ドゥーメールという地区のワイナリーです。
2つの海の間、という意味ですが実際にはアトランティック海に続いている、ドルドーニュ川とガロンヌ川の間の三角地帯のことです。

実はこの朝、他の村でアンティークの蚤の市がやっていて、そちらを見に行ってしまったが為に時間が押してしまいました。
写真は撮ったのですが、テイスティングはおろか1ビンも買っていません。(苦笑)

でもお城はすばらしい。
ボルドー地方のシャトーと名の付くところはプロヴァンスのそれとは違って、しっかり「お城」の形をしています。
そしてこの日は普段一般公開していない場所を公開してくれる日だったのです。
しかも自分でビンにつめたワインを自分の名前の入ったラベルを付けて1ビン3ユーロで売ってくれると言うので、是非記念に作って帰りたかったのです。
まあきっとまた来てください、という神様の天からの声なのでしょう。
(勝手な推測)

 
 ブドウの木には葉っぱが付き始めていて・・・

 ブドウの実?
もう付いているのですか?

 蔵の中へ入るなりワインの香りが・・・


 最高級ボルドーなんですね?

 テイスティング用のワインがずらり・・・
ああ、目の前にあるのに・・・
ロゼっぽいワインの色がやけに赤いのが気になります。
ああ、飲んでみたい・・・。

このシャトーの歴史は15世紀、アンリ4世の頃に始まり、当時は王室御用達でもあったようです。
現在はオーガニックにも力を入れているようです。
お値段もお手ごろなところが魅力です。

帰りに、このシャトーの近くでシュバルノワール(黒い馬)の看板を見かけました。
シュバルブラン(白い馬)は聞いたことがありますが、シュバルノワールも有名なのですか?
次回に行くときの参考となりました。

次のワイナリーの約束時間が迫ってきました。
サンテミリオンに向けて出発です。

2011/04/24

何もない田舎グージュナック Goujounac

何もない田舎が好きです。
特に目的地に到着する前にぶらりと知らない村に立ち寄りカフェに行ってお茶(または食前酒を1杯・・・)するのが、たまらなく気に入っています。
このGoujounacという村も車の途中通過地点で、とても感じの良い村ですが観光するものは何もありません。
でも村人達の生活があるとてもステキな村。

日差しが気持ちの良さそうなテラスを見つけて入ったカフェは、(多分)イギリス人が経営するホテル&レストランのお店。
とても英語訛りのフランス語でしたが、行っている事はよく分かりました。
お客さんもイギリス訛りの英語で話していました。

白い靴下をはいているように見える太ったカフェのにゃんこ。
猫は太ってるのがかわいいです。

 友達は定番のオランジーナ(笑)
グラスがかわいいですね。

 私はエスプレッソ(フランスではカフェと言います)
相方はビールで一休み。

このあたりはフランスとイギリスの100年戦争の頃イギリス人に占領された村も多いようです。
それ以降イギリス人が住み着き始めたのでしょう。
前に行ったモンパジエもイギリス人が多かったっけ・・・。

世界遺産があるわけでもない、有名な建物があるわけでもない、ここには素朴な村の人々の生活と歴史だけがあるのです。

ミュシダンの花たち

マリーフランソワーズとジャッキーに会いにミュシダンへ行ってきました。
今年の4月は雨が全然降らず天気が良いので、冬の花が枯れる前に春の花がどんどん咲き始めていました。
 ボタンと後ろの椿はまだ冬の花

 名前なんだったかな、大き目の青いすずらんのような花です。

 池に落ちた椿

 アヤメも満開



 ローズマリーの花。
大きな木の状態になったローズマリーです。

 リラの花もすでに満開!

スズラン。
フランスでは5月1日にスズランを贈りあう風習があります。
すずらんをもらった人は幸運が訪れるとか・・・。
5月1日はあちこちでスズランを売っている人を見かけます。
この日ばかりは誰でも自分ちのスズランを売って良いのだそうです。
でも今年はすでに4月15日で満開だったので、5月1日まで持ってくれるでしょうか?

 かわいいスズランとかわいいお家のインテリア。
マリーフランソワーズとジャッキー、ありがとう!