2011/03/31

マルセイユの東方典礼カトリック教会

アンティーク街に行った時に通りにあったので寄ってみました。
教会の事を今まで何回も話してきましたが、私はキリスト教ではありません。(苦笑)

なぜか興味があって、教会があるとついつい入りたくなります。
この教会もそのひとつで、初めに目に付いたのが「1821年にルイ18世の命令によって創立された」という看板。
ルイ18世と言えばフランスはもう王制を失ったのですが、第一共和制と第二共和制の間にブルボン王制が一時的に復活します。
その時の王様がルイ16世の弟ルイ18世です。
実際にはこの方が命令したのではなく、フランスの地に東方典礼カトリック教会を作ってもいいよ、と許可を下しただけのようです。

東方典礼カトリックとは、もともとはギリシャ正教が基礎になっているのですが、枝分かれしてアラブやアジア諸国の人々のために新しく出来た宗教(?)のようです。
大元はもちろんキリスト教なのですが・・・。
キリスト教ではない私にはよく分かりません。

とにかくこの教会に入ったときに教会の人が話してくれたんです。
フランスではじめての東方典礼カトリック教会なのだと。
内装がゴテゴテで煌びやかなところがギリシャ正教かとばかり思っていたのですが、質問をしたらそのような答えが返ってきたのです。

なんだかガイドさんのように教会の隅々まで説明をしてくれました。
あまり難しい事を語っても自分でも訳が分からなくなるので、写真でもどうぞ。(笑)
 アンティークの蚤の市に行く途中に見えたボンヌメール(おっかさん)
正式名はノートルダムドラギャルドバジリカ大聖堂・・・(長っ!)

 こちらが教会の概観。
ピンクだなんて・・・
入り口にルイ18世の命令で創立された・・・と書いてあったので思わず入りました。

入ると思わずワーッすごい装飾!と思いました。
ギリシャ正教ってゴテゴテね~(まだ東方典礼カトリックだと知らない私)
さすが。

 でもなんだかギリシャ正教とは違います。
歴代司教様の絵はなんだか重々しい。
赤いカーテンは閉まっていますが、後で開けてくれました。


 最後の晩餐の絵。

ペリカンなんだそうです。
よく見ると子供たちがいて、母ペリカンが面倒を見ています。

 赤いカーテンを開けてもらうとそこには祭壇が。
普通の教会とスタイルが違うので、興味深かったです。

 歴代司教様の年表。
名前がアブドゥとかカヤタとかアラブ~西アジアらしき名前でまた興味深い。
写真では煌びやかに見えるこの教会も 修復が必要なのだそうで、少しですが募金してきました。

外に出ると全く違う世界が広がっていました。
アンティーク・アンティーク!


マルセイユ4区 レストランCote SUD

レストランのレビューを書くなんていつ以来でしょう!
パリにはたくさん書ききれないほどのレストランがあります。
でもエクスに引っ越して以降はお勧めのレストランってあまりなくて・・・。
あそこは雰囲気はいいのですが、お味が・・・田舎だからね・・・。

そしてクリスマスの日にマルセイユへ引越しをしてからも引越しの荷物やらなんやらで落ち着かず&金欠だったので、今回レストランへ行ったのは本当に久しぶり。
家から歩いて5分くらい。
地元の人には便利でお勧めですが、観光でいらっしゃる方にはちょっと遠いかもしれません。
まわりは住宅街だし。
でもかわいい内装で、お味もおいしんです。

 コースなら飲み物別で19,50~。
お値段も良心的です。

 気取っていない内装がかわいい。

 相方のセップ茸のリゾット
味見させてもらいましたが、非常~においしかったです。
私、次回はこれを頼むことにします。

 私が頼んだのは鯛のグリル野菜添え。
野菜はチコリ、パセリ、トマトそしてグレープフルーツを合えたもので大変おいしかったです。

 デザートのパンナコッタ

相方はフォンダンチョコラ

最後にエスプレッソを頼み、食事は赤ワイン1本で、2人合計で40ユーロ代でした。
計算間違ってんと違う?と思いましたが、安さに感謝しながらお店を後にしました。

Cote SUD
28 Rue Mar Fayolle
13004 Marseille, フランス
04 91 85 80 80

フランス王承継者ルイ20世はベネズエラにいた

ルイス・アルフォンソ・ゴンサーロ・ビクトル・マヌエル・マルコ・デ・ボルボン・イ・マルチネス=ボルディウ
というなんとも長い名前の通称ルイ・ド・ブルボンつまりフランス王承継者、ルイ20世を名乗るこの方ははベネズエラに暮らしているんですって。
 なんでも銀行家だとか。
奥様はベネズエラの方で、それでベネズエラに住んでいるのでしょうか。
フランスとは縁が薄くなっていますね・・・。

一時期スペインに承継者が移り、スペイン王となった後おじいさんであるアンリ6世がフランス王だと認めてからフランス王承継者が復活したようです。
フランスのお昼のニュースの特集で、初代フランス国の王様クロヴィスの戴冠式が行われたランスにルイ・ド・ブルボンが訪れている映像が流れていました。
ちょっと品のあるといったら品のある方、でも普通の人と変わらないようにも見えます。
小学生の子供たちがこのランスの教会を見学に訪れていました。
この人が王様の子孫?というような感じで興味深そうな子供たちでしたが、インタビューされた子供は「僕は共和制の方がいいな王制反対)」(笑)
そりゃそうですよね。

日本も天皇制が残っているように、王様のいる国って結構あるんです。
無くなって欲しくないですね。

Wiki 

2011/03/28

ル・コルビュジェのユニテダビタシオンまたはシテ・ラデューズ アパルトマンの内装

いくつもコルビュジェの建築物は見てきましたが、このユニテダビタシオン(シテラデューズ)はなんと見所の多い事でしょう。
その上アパルトマンの中はコルビュジェのいろんなアイディアが見えて、見応えがあります。
このアパルトマンの持ち主は建築家で、この方のご好意でアパルトマンの中が見学できるようになっています。
他の住人も建築家、デザイナー、などアーティストが多くや友達のギャラリー経営者もこのシテラデューズに住んでいます。

モデュロールのモデルは廊下にあるものです。

こちらがコルビュジェのシステムキッチン。
実に使い勝手がよくできています。
色も素材もレトロ。
できた当時は新しい斬新なデザインだった事でしょう。

 左側にフライパンや鍋が見えますが、棚の中が磁石になっていて、貼り付いているんです!

 アパルトマンからの眺め。

 当時としてはやはり画期的なデュプレクスタイプ(2階建て)で、たくさんの収納システムや防音システムをすでに導入していました。

 こちらはシャワールーム・・・
閉所恐怖症の私としては、ちょっと怖いシャワールームです・・・



 持ち主の建築家の趣味のレトロな扇風機とコルビュジェの展覧会のヴィンテージポスター


 ユニテダビタシオンの屋上や廊下、お店のあるギャラリーは自由に見学できますが、住んでいる人がいるアパルトマンの中を見学するには予約が必要です。

2011/03/25

マルセイユにあるル・コルビュジェのユニテダビタシオンまたはシテ・ラデューズ

マルセイユのUnite d'habitationユニテダビタシオンは、又の名をCite Radieuseシテラデューズ「輝く団地」(笑)と言います。

マルセイユでも戦後の都市開発が進み、貧しいフランス人の為にやすくて安く提供できるモダンで快適な集合住宅を提供しようと建設が始まりました。
そこで選ばれた建築家がル・コルビュジェです。
今のマルセイユでは高級アパルトマンの粋に入るこのシテ(団地)、当時は貧しい人が住んでいました。
シテの中には、パン屋や保育園などがあり、アパートの中はモダンな作りになっています。
現在ではホテルとレストラン、アートギャラリーも入っています。

ラデューズの名の通り明るく光がたくさん入るような作りになっています。

廊下
扉の横についている大きなBOXは郵便受け。
小包も入ります。

 山側の景色です。

屋上には不思議な形のモニュメント
排煙システムでしょうか?

 海側です。
遠くにイフ島が見えました。

 屋上には子供用のプールがあります。
夏には子供たちが水遊びしています。


 ノートルダムドラギャルドも遠くに見えます。



カフェレストランです。
レストランは少々お高めですが、コースを頼むと65ユーロ。
コーヒーだけなら2ユーロです。


現在で言うところのシテは、集合住宅のある場所の事を言います。
集合住宅には団地タイプの建物が多く、貧しい人もたくさん住んでいます。
残念な事にそういった場所には移民が多く、ごろつきたちが多く存在します。
なので、フランスではシテのある場所には近寄らない方がいい、とよく言われます。

でもこのル・コルビュジェのシテは別物です!
実際に暮らしている人たちは、建築家や.デザイナー、などセンスの良い方が多いようです。
パリに比べたらまだ安い方ですが、マルセイユの物価からするとちょっとお高めのアパルトマン。
私みたいに貧乏者は住めません!
でも今のアパートで満足ですけど~(負け惜しみ?)

ユニテダビタシオンは建物は自由に見学できます。(3階と屋上)
廊下、カフェ、パン屋、屋上などは見学ができるようになっています。
アパートの内部だけは予約と入場料(専門のガイドが一緒の場合。ただしフランス語のみ)が必要です。

2011年 3月25日の情報です。
詳細は直接お確かめください。

エクスアンプロヴァンスのBIO菜園

先日、久々にBIOつまりオーガニック野菜を自分で刈り取り購入が出来る菜園へ行ってきました。
エクスから車で10分程の郊外です。
実は摘み取りをしなくても(笑)店内でBIO野菜が購入できます。

たまねぎ0.95ユーロ/キロ
すべて計り売りです。
冬なので野菜が限られていますが、フヌイユ(フェンネル)やブレットなどの野菜がでています。

レタスもありました。
手でちぎらない様にとレジでナイフをもらいます。

上の写真はフヌイユ(フェンネル)香りが強い野菜です。
スーパーで見かけるのより小ぶりです。
オリーブオイルで炒めて食べるとおいしいんです!

 私達は、ブレットという他の野菜も摘み取りました。(上の写真がブレット)
ブレットは味がほとんど無く、かすかに土の香りがします。
(洗っていないわけじゃないんですよ!)

そして夕食に、相方が買ってきたイタリアンのお惣菜とともに、この日摘んできた野菜も一緒にいただきました。

ワインもお忘れなく(笑)
この日はイタリアのワインです。

上の写真で、ラビオリを共にお皿に乗っているのがBIOのお店で買った、ズッキーニ、黄色いカブ、そして摘み取ったフヌイユです。

南仏に来てから野菜をたくさん食べるようになりました。
簡単な料理が一番おいしく野菜を食べられます。
プロヴァンスのオリーブオイルとカマルグの塩があれば、あとは何もいりません!