2011/02/22

マルセイユの治安について

マルセイユは「フランスで1番治安が悪い」。
日本人の方からよく耳にする話です。

パリに比べたら引ったくりの数は多いのかもしれません。
正直、私にはなんとも言えません。
※ 訂正です。
スリや引ったくりなどの犯罪は約90%(ほとんど)がパリとパリ郊外なんだそうです。
観光客が多い分、犯罪に遭ってしまう確率も高いという事でしょうか。

パリに住んでいた期間の方が長いので、どうしても比較をしながらの意見になりますが、私にとってマルセイユ・・・そんなに治安が悪いという感じはありません。
もちろん、スリや置き引き、引ったくりは油断をすれば何時でも何処でも起こりえます。
パリでも同じ事。
ニースでも同じ事。
リヨンでも同じ事。
アルルでも同じ事。
アヴィニョンでも同じ事。

気をつけてさえいれば防げる事がたくさんあります。

マルセイユでは未だ何事もない私も、パリでは置き引き1回、スリに1回遭ったことがあります。
油断していた私が悪いので仕方ありませんが、それより怖いのが強盗。
パリの空港からお客様と一緒にミニバスでホテルへ向かう途中、サン・ドニのトンネルで車の窓ガラスを割られて強盗に遭いそうになったことがあります。
幸い近くにいた車の人が助けに来てくれて、私達は無事でしたが・・・。
マルセイユだから、ではなくフランス中どこでも田舎でも強盗、引ったくり、スリはいるものです。
特に都心に近い郊外はそういう事件が多い気がします。

マルセイユは16区から構成される大都市です。
パリは20区から成る都市ですが、パリ郊外も含めるとかなりの広さになります。
引ったくりやスリなどを犯す人物は、両町とも貧しい地区から来ている人々です。
貧しい地区と言うのはパリならばセーヌ・サン・ドニ県のオルネ・ス・ボアなどに代表される貧しい人々、主にアフリカ系移民の住んでいる地区です。
マルセイユならば・・・マルセイユには「郊外」が存在しません。
1区~16区がマルセイユであり、郊外はないのです。
なので地区で分けるしかないのですが、中心街から離れた特に北の方の地区は荒れているようです。
アフリカ系民族と言うと日本では「真っ黒な人」を想像されるかもしれません。
でも北アフリカの人々は、真っ黒ではなくマットな肌をしているだけで、人によっては白人に見えてしまう人もいます。
人種差別をするつもりはありませんが、大抵の犯罪は、この北アフリカ系の人々つまりアラブ人と黒い肌のアフリカ人、そして東ヨーロッパのやはり貧しい国から来ている違法な移民の人たちです。
これらの移民がみんな泥棒な訳はもちろんありません。
ただ、これらの移民族が起こす犯罪が大変多いのが事実です。

マルセイユは北アフリカへの玄関口ですから、当然のごとくアラブ人が多いわけです。
パリでは少し北へ行くと黒人だらけ。
マルセイユは黒人の比率よりアラブ人が大変多いのです。
肌の色も顔も髭も濃いこの人たちは一見すると怖く見えますが、やさしい人もたくさんいます。
少数の引ったくりやスリの犯人がアラブ人と黒人だというのが全体の印象を悪くしているのです。
実際パリで強盗に遭いそうになった際、助けてくれたのもアラブ人です。

パリでは郊外、マルセイユでは北の貧しい地区へ行く事は観光客である限りないと思うので大丈夫だと思いますが(実際マルセイユに住んでいる私でさえ行った事がありません。)、では中心街や観光地ではどうしたら被害を最小に防げるかという事を考えなければなりません。

スリ、置き引き、引ったくりは起こって当たり前の事だと思って、自分の持ち物には常に気をつける事が大事です。
気を付けていたって、気をつけていない振りをする日本人の方もいらっしゃいます。
これは「×」。
「常に気をつけている」という姿勢を見せる事が大切なので、格好悪くてもかばんは斜めがけにし必ずかばんが前に来るように持ち、ファスナーの開け口部分をしっかりと握っているか、隠す。
地元の人の振りをするのもいい案です。
でも成り切るのは難しいですし、私でさえできません。
だから斜めがけのバッグなんてほとんど使ったことのない私でも、「私はスリや引ったくりに遭わないように気をつけているのよ!」という姿勢を見せるようにしています。
男性のお財布を後ろポケットに入れる癖もやめたほうがいいです。
カッコよくいるよりも、被害に遭わない事、これが大切な事。

ちなみに私の住んでいる地区は5区。
オスマン様式のマンションもちらほらある比較的静かな住宅街です。
特に家のマンションは、未亡人マダムがたくさん住んでいます。
周りをみてもおじいちゃん、おばあちゃんが多く、とても危険な感じはしません。
一概にマルセイユ=危ない、ではなく地区によって全然違うのです。

偏見で、マルセイユを観光できないのはとても残念な事です。
マルセイユには青い入り江のカランクや、フリウール島、イフ島などの大自然、そしてノートルダム・ド・ラ・ギャルド大聖堂やロンシャン宮などに代表される歴史的建造物、それから旧港や旧パニエ地区などのような昔ながらのマルセイユの雰囲気が見られる場所、などなど、見所がいっぱいなんです。

いい気になっているブルジョワと酒飲み学生の多い見掛け倒しのエクス・アン・プロヴァンスからこの平和な地マルセイユへ引っ越してきた私と夫、大変満足しています。(笑)
エクスでは小火騒ぎや人糞事件など、ひどい事ばかりでしたので・・・・・!

これからマルセイユの良い所、どんどんご紹介してまいります。


2011/02/01

Grenier i-Decoさんのオンラインショップ

グルニエ・イデコさんのご紹介です。

グルニエ・イデコ オンラインショップ(準備中)
http://ideco.ocnk.net/

フランスのアンティークの蚤の市やブロカントで見つけた雑貨たちを取り扱っています。
店長のイデコさん、とてもセンスの良い方です。
この方の事、ご存知の方もいるはず?

Grenierグルニエとは屋根裏のこと、フランス家庭の屋根裏に眠っていたようなガラクタからフランスのブルジョワ家庭からでてきた上品なものまで、なんでも店長イデコさんのセンスで集めたものばかりです。
個人宅にまで押しかけるイデコさん。
個性的なものが見つかるとうれしいんです、よね!


是非とも一度お店を覗いてみてください。
よろしくお願いします。
とは言うものの、まだ準備中です。
お買い物機能が作動されるまでにはまだ1ヶ月かかりそうです。(苦笑)
おほほ・・・